H.モーザー(ハインリッヒ・モーザー)の腕時計がいつか欲しい!
中古で探してみようかな・・・?
という方に。
H.モーザーとほぼ同様の製造工程を経て作られた、リーズナブルなモデルがあるんです。
数百万円のH.モーザーに対して39,960円と、あまりの価格差に
「比べモノにならんだろ・・・」
という気がしてしまうのですが、実物を見ると驚きのクオリティ。
一見の価値ありです!
目次
H.モーザーってどんな時計ブランド?値段が高い?
H.モーザー(ハインリッヒ・モーザー)はスイスの高級時計ブランド。
スイスはいわずと知れた時計王国、ロレックス、カルティエ、オメガなどが有名ですね。
リーズナブルなところでは「スウォッチ」も。
スイスの時計は、「SWISS MADE」(スイスメイド)という連邦法が定めた基準があることでも知られています。
製造工程の6割以上に当たる部分がスイスで行われたことが、「スイスメイド」と表記するための条件です。
ですが・・・
H.モーザーはその基準ラインをはるかに上回る95%以上をスイス製としながらも、
「スイスメイド」の基準の甘さに異議を唱え、「今後スイスメイドの表記を使わない」と宣言したなかなかアツいブランドなんです。
そんな高品質な時計だけにお値段は・・・
oomiya 大阪心斎橋店
安いもので100万円台、200~300万円が中心、高いもので700万円台。
私には全然縁のない高級腕時計ブランドなのですが、H.モーザーは
「機械式でApple Watchを再現した高級腕時計」として、
「スイス アルプ ウォッチ(Swiss Alp Watch)」が話題になったことで印象に残っています。
「アップグレード不要」
「たった1つのアプリケーション・時計」
というなんとも洒落たというか挑発的というか、そんなコピーとともに発表されました。
歴史ある高級時計ブランドですが、なかなかトンがってますねー。
H.モーザーのフュメダイヤルが美しい
H.モーザーの多くのモデルの文字盤には、「フュメ」と名づけられたグラデーション塗装が施されています。
moserwatches_japan
このカラーリングの深みに皆魅了されるわけですね・・・
フュメ文字盤は、職人の繊細な技術によって丹念に塗装を重ね、柔らかなグラデーションで彩られています。
この文字盤が作られる工程が、めちゃめちゃ高度で手間がかかっているのです。
H.モーザーに負けず劣らず?なリーズナブル腕時計
そんなH.モーザーのフュメ文字盤によく似たフェイスを持つリーズナブルな時計がこれ。
UNDONE(アンダーン)のMYSTIQUE(ミスティーク)シリーズです。
時計本体と、替えストラップが1本ついて39,960円という、ちょっとモーザーと比較するのが申し訳ないレベルの安さなんですが、
モノは決してそんな価格差を感じさせません。
実際に、文字盤はH.モーザーとほぼ同じ、超めんどくさい制作工程をふんで作られているそうで。
MYSTIQUE(ミスティーク)ダイヤル制作工程
- 銅板を打ち抜いて型取り
- インダイアル削り出し
ここ重要!安い時計はインダイアルをプリントにしていたりしてて、こういう細かい部分でチャチさが出るのですが
ちゃんと旋盤で削り出しています! - インダイヤルのポジションテスト
- サンレイ(手作業で螺旋渦巻き状の仕上げ紋をつけていく)加工
- ニッケル加工
- ロジウムメッキ加工
- 回転させながらグラデーション塗装
- スモーキー加工
- ゼラチンスタンプでプリント
- 色持ち用の加熱処理
- ダイヤルエッジ曲線形成
- インデックスを手でセット
H.モーザーの中古を探すなら、ミスティークがおすすめ
もちろん、丹精込めて作られているからといって数百万のH.モーザーと39,960円のミスティークが同等商品です、というわけはなく。
H.モーザーは機械式、ミスティークはクォーツですし、時計の内部構造としては全くの別物です。
しかしながらミスティークは「見た目コスパ」が劇的に高い!です。
と、UNDONE JAPANの社長さんもおっしゃってました(UNDONE JAPAN訪問記事参照)!
(ブラウン系のベルトと合わせるとますますモーザーっぽい・・・!?)
H.モーザーの時計をできるだけ安く手に入れたい!中古でもいい!と探している場合・・・
H.モーザーのブランドの歴史や、高額腕時計のステイタス性などではなく、デザインやフュメ文字盤のカラーリングに惹かれてH.モーザーを検討している方には、アンダーンのミスティークも是非候補に入れて頂きたいです!
公式サイトはこちら→UNDONEアンダーン
ミスティークについてはこちらの記事でも詳しくご紹介しています!